のっとおりじなる(2018)/not original(2018)

super open studio 2018 /LUCKY HAPPY STUDIO

2011年日本は大きな震災に見舞われました。私的にも自分の世界があらゆる面で変わってしまう抗えないものを目の当たりにする年でもありました。

そこから世界が変わったように思えそれまで自分が作っていたものに関心が持てなくなっていきました。

2013年から自己のルーツのようなものを探る作業を2015年まで行いました。

2016年から2017年は2011年からの流れから不完全さや完璧でなさというものについて模索していました。

その中で共通認識や共通言語というようなもの必要性を感じました。

しかし同時に何を作っても何かのマネのようにみえたり、またやろうとしたことはすでに誰かがやっているように思えました。

次第にオリジナルという問題の方へ関心が動いていきnot originalの制作を始めました。

ニセモノやマネをすることは商品の生産や製造においてよくあることと思います。

またそれだけでなく人は様々なものに影響を受けていてそれによって成り立っているとも思えます。

このぬいぐるみを作っていて感じたのは他にミステイクという側面、クローン、可愛いものを愛でる日本文化、

ルーツ、手芸的な要素趣向が入ってきてしまう女としての自分(与えられてきたものも含む)、

手芸など本来家庭内で行われることである内向的な行為を公開することで公共性を持たせることがyoutubeやsnsに通ずるように感じたりもしました。

そしてそれらには不完全さなども含まれていました。